アクロージュファニチャー

サクラの額縁の制作/田山

2016年2月17日

こんにちは。

制作の田山です。

まだ少しだとは思いますが花粉が飛び始めていますね。

花粉症の僕としてはこれから嫌な季節がやってきます…

そんなことより制作の方ですが、桜の額縁を制作しています。

これは浮世絵を入れるためにとお客様からご依頼がありました。

額縁は板目であったり、目流れがあったりするととても目立ってしまいます。

なのでなるべく木目がまっすぐになるように木取っていきます。

木取り・木作り終わると、次はガラスや抑えの裏板が入るよう段欠加工をします。

その後、留加工(45°に切る)を行います。

ここで重要なのは角度がしっかり45°になっているということと、

その切断面が直角に切れているということです。

45°より鋭角になっていると接着後に内側に隙間が空いてしまい、鈍角ですと逆に外側に隙間が空いてしまいます。

また切断面が直角でないと接着後にねじれが生じてしまいます。

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これらをきっちり確認して加工したあとは接着です。

留の接着はこのように行います。ズレないよう気をつけながらしっかりと圧締します。

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余談ですが、接着は、

接着剤を限りなく薄く、且つ欠膠(けっこう)なく均一に塗布した時に最大の接着強度を発揮します。

なので余分な接着剤を出し、それを固まるまで保持するために、

どんな接着においても圧締することが大切なのです。

その後かんざし加工を行います。

留部分に溝をつき、そこに別の材料を差し込み接着します。

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これは留部分の補強となります。

その後仕上げ、塗装までしたものがこちらになります。

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桜は木目が特徴的でとても存在感がありますね。

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