家具職人 岸 邦明 撮られるっ!/岸亜矢
2016年5月23日
こんにちは。
季節は、あっという間に春から夏へと移り変わろうとしています。
昼間作業をしていても、暑さを感じることが多くなってきました。
さて、今回はちょっとレアな工房の様子をご覧いただきたいと思います。
先日、子供向けの書物の出版などをされている、フレーベル館さんが
キンダーブックという月刊誌に載せる、家具職人のお仕事紹介の
取材にいらっしゃいました。
ミズナラのテーブルを製作する過程をメインに、道具や木材の紹介などもします。
通常約7日間かかる製作工程を3時間という限られた時間の中で、子供達にわかりやすく
伝えられるよう、編集者さん・カメラマンさん・家具工房アクロージュファニチャーが
力と知恵を合わせて頑張ります!
(以降の写真は、撮影順です。製作する順番とは異なる場合もあります)
■アクロージュファニチャー一番のこだわり、木取りのシーン。
編集者さんが話しかけてくれるので、緊張も少し和らぎます。
■粗切りは木屑までちゃんと写るように、機械をゆっくりと動かします。
■撮影の合間に、面の調整。厳しぃ~目が光ります!
■撮影中は、二人のお弟子さんが温かく見守ってくれているので安心です。
■塗装シーンでは、塗装前と塗装後の木の表情がはっきりとわかるように
肩越しから接近して撮影してくれました。
■次の撮影のために、スペースを空けます。
この作業台、とっても重いです。
隠れてしまいましたが、女性の編集者さんを含めて5人で“えいっ!”と持ち上げます。
編集者さんとカメラマンさん。
撮影のための機材をたくさん持って来てくれました。
■図面を引いているシーン。
事前の打ち合わせで考えてくれた絵コンテを手に、編集者さんが段取り良く進めてくれます。
■写真の背景を打ち合わせ中。
■天板と脚を固定するための“こま留”などの撮影。 ■いい腹筋運動になりそうです。
■撮影も終盤を迎え、完成のシーンです。 ■ちょっと笑顔がぎこちない…。
■“こんな格好しない~”と、さらにぎこちない。 ■“これなら自然!”とポーズを決めます。
■そして最後に、道具や木材の撮影。
大切な道具をきれいに写してもらえるように、丁寧に磨きます。
みなさんの協力で、予定通りに撮影が終了しました。
撮られまくって、普段経験することのない3時間を過ごした家具職人は
緊張が解れると、どーーーーーっと疲れが出てしまったようでした。
この記事は、9月号に掲載されます。その際にまたご紹介しますね。
編集者さん、カメラマンさん どうもありがとうございました。