アクロージュファニチャー

デスク修繕中/安岡

2018年11月12日

こんにちは。

制作担当の安岡です。

 

今年も残すところ1ヵ月半です!

はやいです!

いろいろときっかけはあるのですが、個人的には早くも大掃除モードです。

ショールームの改装、工場も片付け、掃除を行いまして、

自宅にもそのテンションを持って帰ってしまいました。

模様替えと掃除を数週間前からなんとなく続けています。

部屋がきれいになるっていいですね!

まだまだやる気があります。まだまだ続きます。

 

さて、神楽坂まち飛びフェスタが終わり、アクロージュファニチャーは通常運転に戻りました。

ご来店くださいました皆様!ありがとうございました!

 

7月下旬から続いていたあわただしさが一段落といった感じです。

ということで、現在行っている修繕作業のご紹介です!

 

お預かりしたのは古いデスクです。

栓という樹種で、本体は框(かまち)造り、天板は無垢材のはぎ板です。

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学習机だったのでしょうか、所々貼られたシールにも年代を感じます。

文化財指定されている様な邸宅や学校などにありそうな雰囲気だな、と思っていたのですが

それもそのはず!

なんと戦前のオーダーメイド家具だそうです!

シンプルですが貫禄があるわけです!

 

構造として傷んでいる箇所はありません。

今回は一度サンディングして仕上直し、色味を変えて再塗装です。

 

余談ですが…扉を外したり、引き出しを抜いて中の構造なんかを見ていると、ネジがすべてマイナスネジなんです!

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ノスタルジーです。

 

修理でお預かりするものは年代物が多いので、ついつい…ジロジロ…

それが楽しいんです。

ここからペーパーを当てて再塗装します!

 

そしてもう一点ご紹介です。

こちらも仕上直し、再塗装です。

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大きな欅の切り株の天板です!

こちらもかなりの迫力ですね。

現状、かなり分厚く、硬い塗膜がついています。

木口の天板ということもあり、あまりお目にかかれないレベルの塗膜の厚さですね。

これを一度すべて剥がし、自然な風合いに仕上げていきます。

 

修理修繕はお問い合わせが多く、皆様お困りなんだなぁと感じています。

古いものや、現在使っているものを使い続けていくことに価値があると感じられることは

とても大事なことだと思います。

中には修復不可能なものもございますが、対応できる中で最善を尽くして参りますので、

ご検討中の方、ぜひご相談ください!

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