アクロージュファニチャー

生徒の皆さまへ 近況のご報告(岸邦明)

2020年9月15日

皆さま

 

いかがお過ごしでしょうか。

誰もが普段とは違う日々を送り、苦しんでおられると思っています。

「健康でさえあれば」と言うレベルの日々でしょうか。

 

月日だけは過ぎ去るもので、今年も4分の3が終わろうとしています。

まだ少々気が早いですが、今年を振り返ると年始に新型コロナの話題が始まり、3月には世の中が戦々恐々とし始めました。

木工教室の生徒の皆さんの休会や退会も始まり、4月5月は教室自体も休講閉鎖となりました。

幸い、私たちは工場として家具を製作し続けることはでき、出社し、顔を合わせることができました。

それでも工房内を区分し、作業や食事は別々で、打ち合わせも最小限の日々が続きました。

 

教室は2月の段階で252名の生徒さんが通ってくださっていました。

3月以降、退会休会者はじわりじわりと増え続け、先月までに約80名が教室の参加を辞めることになりました。

3名に1名の割合で、平日は半数となるクラスも数多く見られました。

日々、状況が変わる新型コロナへの対策に、私たち全員が追われる日々でした。

製作のキャンセルもいろいろと生じました。

「どうなってしまうのだろうか」とネガティブな感情に押しつぶされないよう、気持ちの調整が大変でした。

 

3月に「半年で戻る」という目標を立てました。

そして、「9月」でその半年です。

 

平日午後に教室の席の空きはありますが、9月からは「第2、第4週水曜日夜」と言う新たなコースを満席で開講することができました。

そして、人数としては2月と同じ252名に戻りました。

こうした時期に教室に参加し始めてくださった80名の皆さま、そしてご不便な中、変わらずに参加し続けてくださっている皆さまに感謝しております。

ただ、急な生徒の入れ替わりと言う現実の前に、正直言えば、上手く対応できていない面もあるはずです。

アクリル等もあり、不便をお掛けしながらの教室が続いています。

ご協力に本当に感謝しております。

 

製作も、「4月12日のブログ」や前後の教室内で、教室の皆様に「製作のご依頼のお願い」をさせていただきました。

4名の生徒さんが、椅子やスツール、テーブル、リフォームのご依頼をしてくださりました。

そうしたご協力もあり、幸い、製作の仕事も途切れることなく続けることができています。

本当にありがとうございます。

 

やむを得ず、木工教室を退会休会された方々も、この近況報告をご一読くださっているかも知れません。

全ての皆さまに支えられながら、何とか私たちはやり続けることができています。

本当にありがとうございます。

皆さまへの近況のご報告でした。

 

感染防止策にこれからもしっかり取り組んでいきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

「教室の感染防止対策について」

http://www.acroge-furniture.com/school/coronavirus.html

 

 

岸邦明

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