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日光杉の低座椅子 - すわる くつろぐ -

サイズ     W480×D320×H180
使用木材    杉(栃木県)

低座椅子の制作をお引き受けしました。
①なるべく座面を大きく
②座面の下に足が入れられるように
③前傾姿勢になったとき、座面が前に傾くように
との3点がご要望でした。
①座面が大きくなると重くなる
②足を座面の下に入れられるようにするには、座面下を空洞にし、補強が入れられない
③ご自宅の床が杉の無垢のフローリングである
との3点から杉の厚板でご提案しました。

2脚ほしいとのことで、折角なので一枚の板からつくることに。
日光杉の幅広の一枚板がありましたので、それを使用しました。

杉の大きな特徴は①柔らかくて②軽い
今回の低座椅子にはその特徴が活かせます。
大きくても軽いので、移動が楽。柔らかいので、クッションなしでも長く座れます。

角は留め加工としました。
一枚板から連続して取っていますので、木目が繋がって見えます。
共材なので、双子のように2脚とも同じです。
木の美しさを大切にする私たちのこだわりです。

座った状態です。
たっぷり作ったので充分な大きさです。

前傾姿勢になった状態です。
板脚の前を曲線加工してあり、体重移動に合わせ、座面が傾斜し、物を取る動きを助けてくれます。

納品した杉の低座椅子。
杉の無垢のフローリングに畳の小上がり、白木のローテーブル。
部屋の雰囲気にぴったりですね。

座面の木目の凹凸が見えますか?
木目の柔らかいところを少し削り、硬いところを前面に出しています。
「うづくり」というもので、杉材がその加工に適しています。
木の風合いが増し、傷もつき難くなります。
丸一日掛け、こだわって仕上げてみました。