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栃のこぶのローテーブル - すわる くつろぐ -

サイズ     W1450×D1340×H380
使用木材    ミズナラ(北海道)

ご来店いただいた方が、展示していた栃のこぶ板を気に入ってくださり
ました。
かたち・木目等、とても個性的な板です。
「これでローテーブルはつくれませんか?」
「表も裏も使用できるようにできませんか?」
この板を気に入られ、使い方まで決まっている。ひとつの出会いだと
思います。
長年手元にあった、栃のこぶ板。家具となる日がやってきました。

こぶは樹皮に凹凸が出来ています。
触れると痛いくらいに尖がった箇所も多々あります。
そうした出っ張りを鑿できれいにならしていきます。

板の表面には、こぶの形成や乾燥途中に生じた亀裂がたくさん出来て
います。
ひとつひとつを木片や木屑を使用し、埋めていきます。
どちらも根気のいる作業が続きます。

脚は強度や色合いを考え、イタヤ楓でつくることにしました。
加工し終えた天板や脚を最後に手鉋で仕上げます。

塗装し、出来上がった栃のこぶの天板。
樹皮のこぶは補色しながらも、自然の風合いを残しました。
こぶの表面は平面なのに凹凸があるように見えます。
とても存在感がありますね。

脚も塗装し、完成!
天板の表も裏も使用できるよう、T字脚に載せる形にしました。
3点保持なら、将来的に少々木が動いても、安定して載せることができます。

設置は半地下のリスニングルームです。
ふたつの椅子の間に置かれ、ぴったり納まりました。
裏面は広く使えるので実用的ですね。