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旧家の門扉のテーブル(門扉の再利用) - すわる くつろぐ -

サイズ     W3250×D1050×H700
主な使用材   旧家の門扉・松・強化ガラス

靴を脱ぎ、会議室として使用している部屋のテーブルの制作の依頼をお受けしました。

使用する場所には、これまで使っていたテーブルの形に合わせて、床が掘られています。

そして材には、住み慣れ親しんできた旧家の門扉を使用してほしいとのことでした。
長年外気に触れていたため、かなりの傷みや狂いもありましたが、
何とか「その想いを形にしてあげたい」と思いました。

汚れた表面を丁寧に削り落し、2枚の扉のうち1枚を短くしてボルトで結合し、掘りのサイズに適した長さとします。幅方向は新たに松材を継ぎ足すことにしました。
全面的にボルトによる結合とすることで、現場で組み立てることができるのでとても大きなテーブルの搬入も可能となります。

脚も松材を使用し、こちらもしっかりとボルトで固定しました。
継ぎ足した松材をうづくりし、扉に合わせ、古材風の着色仕上げとしました。
使用していた金具は黒色に焼き付け塗装を施し、再固定しました。

凹凸のある扉トップには8mmの強化ガラスを載せました。
ガラスは取り外せますので、掃除もできます。
コレクションケースのように物を飾って楽しんでもいいですね。

完成し、納品したテーブル。この扉に想い出のあるお客様はとても喜んでくれたました。
掘りの形にも合い、座り心地も良くなったのでは。
「あなたの想いをかたちにします」という工房の目標が達成できたように思いました。