ページの先頭です

四隅脚のダイニングテーブル(ミズナラ) - すわる くつろぐ -

サイズ      W1650×D850×H716
使用木材     ミズナラ(北海道)

当工房オリジナルの四隅脚のダイニングテーブルを
ミズナラでご注文をいただきました。
新築のお住まいのキッチンに高さを合わせたいということでしたが、
お住まいが京都ということもあって
メールでの打ち合わせのみでの制作となりました。
オリジナルとはいえ、ホームページからご注文をいただき、
細かい部分の打ち合わせをすべてメールで、というのはとても緊張感があります。
既存のものの高さに合わせる場合は現調をするのが通例です。
一度も現場を拝見することなく作り上げていくというのは想像力が試されます。

天板はオリジナルと同じくミズナラの柾目です。
目の方向、微妙な木目の流れ、虎斑(とらふ)の流れ、色味を
5枚の板の中で確認しながら順番を決めていきます。
ミズナラの柾目とはいえ、部分的に流れがあったり、色が濃くなっていたりと
完ぺきな板はありません。
時間をかけてつめていきます。
最良と思われるはぎ方を見つけられるまで微調整が続きました。

もともと強度的に最低限の寸法で作っているテーブルですが、
今回はさらに脚を細くしたいというご要望でした。
デザイン上、脚の幅=天板の板厚+幕板厚になっているため
天板も幕板も寸法を小さくする必要があります。
強度の低下、揺れ、その他のリスクをご説明したうえで
ご要望通りの寸法で制作することになりました。
しかし、形が完成した時点で、すでに天板が垂れている...
天裏つなぎ部分にはあらかじめ反り止めを兼ねて金具を入れてありましたが
垂れ防止対策として、長手方向の幕板にも金具を入れることになりました。
天板が設置されれば見えることのない部分です。
まさに縁の下の力持ちです。

納品も宅配業者さんに依頼したので納まるまで安心はできません。
このサイズのものの納品を宅配業者に依頼するということ自体、
実は当工房にとっては初めての試みでした。
脚は無事だろうか...

後日、設置されたお写真をいただきました。
素晴らしいお宅に、なんの違和感もなく溶け込む姿に感動しました。
心配していた高さもピッタリだったということで一安心です。