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アームチェア - すわる くつろぐ -

サイズ:W630×D520×H725(SH390)
樹種:ブラックウォールナット

アクロージュファニチャーオリジナルのアームチェアのご注文をいただきました。

樹種は展示しているものと同じブラックウォールナット材です。

オリジナルアームチェアは座面と背もたれの材の木取にとても気を遣います。
色味、木目が近い材を揃えてることから始まります。

材が決まったら、どの部分でどのパーツをとるか、
全体を見ながら決めていきます。

特に背もたれがとれる材は条件がとても限られています。
見当をつけた材で取れないとなれば、色味を揃えるために
すべてを一から探しなおす必要も出てきます。

3枚の板を重ねて接着し、削り出してつくる背もたれは、
重ねたはぎ口がつながるように木取をします。
そのため、木目の流れや幅などがなるべく近いものでないと
きれいに見せることができません。
板の段階で見えている木目から削り出した後の流れを予想していきます。

それが進められるとなって初めて、ほかのパーツを木取る作業ができます。

今回は座面を柾目はぎでとることになりました。
柾目とはいえ、座繰りをしていくと木目の流れは変化していきます。
左右対称になるようにこちらも木目を読んで、はぎ合わせをし、
削り出していきます。

前脚、後ろ脚は正面から見たときに垂直になるように設計されています。
脚自体も柾目を正面に配置するなどして、
そのイメージをしっかりと作っていきます。

脚は円柱ではないため手鉋で削り出していきます。
地面から垂直に上がる脚は、外側が直線で内側が曲線になっています。
細かいことですが、このひとつひとつの積み重ねで
最終的なデザインの印象は大きく変わります。

それぞれのパーツは接着の前にほぼ最終形まで作り上げます。

接合部は1ミリ程度余分を残したうえで接着し、
あとで削り出していきます。

最終的な木目は削り出してみないとわからないのがこのアームチェアです。
全体が整ってきたら座りながら背もたれの最終調整をします。
あたる部分はないか、自分の背中でしっかりとチェックをしていきます。

木取、加工、仕上げ、すべてにそれなりの時間を要します。
しかし、多くは作れないものだからこそ、
一脚一脚、丁寧にしっかりとお作りしています。