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テーブルの脚 仕様変更  - しゅうり しゅうふく -

ご近所のお蕎麦屋さんのテーブル脚の仕様変更です。

神楽坂ではまだまだ新参者の当工房です。
ある日、「近所のものなんですが...」とお声がけをいただきました。
内心ビクッとしちゃいましたね...。
なぜなら、木工所において一番のトラブルはご近所さんとの騒音問題なんです。
日ごろ、気をつけてはいるつもりですが、ついにきてしまった...!
と思っていたらお直しのご依頼でした。
ありがとうございます。そして、大変失礼いたしました。

ということで、さっそく現調に向かいご依頼を承りました。
ご夫婦で営んでいる、神楽坂らしく裏路地にひっそりと佇む、
上品なお蕎麦屋さんです。
現状ブラックウォールナットの天板に鉄の脚がついているものを
脚も無垢に変えたい、ということでした。

事前にモックアップを作成し、現場確認を済ませてからの作業です。

計4台のテーブルに対して、仕様は同じですが幅の寸法が異なるので
ひとつひとつ取り違えのないように作業していきます。

材はきれいな虎斑が入ったナラの柾目材です。
つなぎは天板下の一本のみです。
一番大きいもので幅1200以上あります。
塗装はクリアで無垢の雰囲気もしっかり残っています。

取り付けは店内です。
シンプルながらとてもこだわって作られている内装です。
こういった場所での作業はなぜか忍び足になりますね。
もとの鉄脚をはずし、軽く塗装をして脚を取り付けます。
何度も確認はしていますが、サイズの間違いがないか最後まで不安です。

無事、すべての取り付けが終了です。
最後に天板にオイルを塗り、全体を整えて完了しました。

とても自然な仕上がりになりました。

こちらは1階部分です。
歩いて行けるご近所の方からご依頼をいただけるのはとてもうれしいですね。
また、こういったお店が近くにあるというのも神楽坂ならではかもしれないです。
少しずつでも、この街に馴染んでいけたらと思います。

ありがとうございました!