アクロージュファニチャー

東京の家具の修理・リメイク

再塗装 アンティークテーブル

【内容】
アンティークテーブル1点:全体に塗装剥がれあり
→古い塗膜の剥離、再塗装

アンティークテーブル修繕のご依頼です。
塗装がはがれてしまったテーブルの塗装をきれいに塗りなおす作業です。
合わせて椅子4脚の修理のご依頼をお受けしました。

※ダイニングテーブルの修理事例は以下ご参照ください。
修理・修繕・再塗装 椅子

再塗装前の写真です。
塗装が剥がれ、全体に色むらがあります。

まずは天板、脚の表面に残っている古い塗膜を修繕後に色むらにならないように剥がしていきます。
天板の色味は本来のものよりトーンを落としたいということでしたので、全体的に暗めの着色オイルを調合して重ねていきました。
塗り直しでたびたび発生する問題に乾燥後の塗膜の剥離があります。
元の塗膜や、その下地剤が残っている状態で重ねることで新しい塗料が定着せず、剥がれてきます。
今回はその問題が発生してしまいました。

また、今回の天板は表面は突板と呼ばれる1mm以下の薄い化粧板が貼られたものになります。
改めて剥離するにもサンドペーパーを強く当てすぎると化粧板を超えて下のベニヤ材が出てきてしまいます。
今回改めて重ねた分だけを一度ずべて剥がし、最初に別の塗料を塗り、定着剤としました。

表面の化粧板が浮いている部分は着色塗料が流れてしまうので色が乗らないなどの問題もあり、塗っては濃い部分を剥がしを繰り返し仕上げていきました。

途中経過をご覧いただくために何度か足を運んでいただきました。
「いや、もう十分きれいですよ!」とおっしゃっていただいたことで自信を持って仕上げに進むことができました。

色味も気に入っていただき、ご満足いただけたものと思います。

※ダイニングテーブルの修理事例は以下ご参照ください。
修理・修繕・再塗装 椅子

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