アクロージュファニチャー
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設計事務所・インテリアコーディネーターの皆様へ

家具材の適材適所のご提案

ACROGE FURNITUREは、設計事務所・インテリア コーディネーターの皆様とのお仕事もさせていただいております。
お役に立てることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

デザイナーからのご依頼

温泉付き客室で温泉に入りながら
絵を描きたい!

ご依頼者
デザイナー
コンセプト

「絵画、絵を描く」がコンセプトの星野リゾート様からのご依頼。

私たちのご提案

木には水に強い「日本産の山桜一枚板」をご提案。浮世絵の版木は山桜でできていて、絵画にも縁があります。木固め含浸ウレタン塗装で反り・ねじれ・防腐対策を施し、素性の良い一枚板で制作することで割れることを防ぎました。

脚等の金物は「総ステンレスのつや消し黒仕上げ」。温泉成分による腐食を防ぐため、ネジやアジャスターに至るまで全てステンレスで作成。仕上げはお部屋の什器に黒が使われているため、つや消し黒仕上げとしました。

木工所(NC加工)、塗師屋(木固め特殊塗装)、金物屋(ステンレス溶接)、メッキ屋(つや消し黒仕上げ)とのコラボ制作。

納品時、館長さんは桜の木の美しさと全体の完成度をとても気に入ってくださりました。部屋の前には桜の木が何本も。「これでより良いアピールができるようになります!」と満足いただけました。

建築設計士からのご依頼

唯一無二のキッチンと
オーディオボードにしたい!

ご依頼者
建築設計士のご夫婦
コンセプト

「唯一無二のキッチンとオーディオボードを作りたい」とのご依頼。
「ゼブラウッドの素敵な一枚板を一目惚れして購入してしまった」とのことで、広いリビングダイニングの中央に個性豊かなゼブラウッドテーブルが来ることは決まっていました。

私たちのご提案

ゼブラウッド合板で作ることを一緒に考えましたが、「それなら他の人でも作れてしまう」「家具全てがゼブラウッドだとつまらない」とのこと。作業工程を考えると少々躊躇しましたが、工房内で長年保管していたベリーと言う木をご提案しました。木目はゼブラウッドに近いのですが、色合いや風合いがより優しい木です。

通直柾目40cm幅の3m材(t30)と言う、二度と手に入ることはない最高級材が4枚。それでも巨大なキッチンとオーディオラック全てを作れる量ではありません。4mm厚と薄く挽き、ブックマッチ仕様で合板を作り上げていきました。乾燥を終えている材を割くのも、40cm幅の板を正確に割くのも、とても難しく骨の折れる作業です。

苦労して作り上げた厚突き合板によって、キッチンは共材ブックマッチ仕様です。まさに贅沢。唯一無二の極みですね。
「こんなキッチン見たことないよな~パナソニックの営業マンもびっくりしていよ」と満足いただけました。

設計事務所からのご依頼

邸宅にバランスを図る重厚なテーブルと
オーディオボードが必要!

ご依頼者
建築設計事務所
コンセプト

打ち放しコンクリートに米松壁・栗フローリング仕様と内装は少し粗野なイメージ。
一方お施主様が選ばれた照明器具・ソファー・椅子は現代的なデザインでした。そのバランスを取り持つ家具の制作が求められました。どのサイズもとても大きく、黒の牛革ソファーは存在感がとてもありました。

私たちのご提案

材は少し粗野で力強い雰囲気と優しい暖かさを併せ持つミズナラでご提案いたしました。テーブルの板は45mm厚の柾目材、脚は90mmの四方柾。ソファーや照明の存在感に負けないよう、とても大きく重厚なテーブルとしました。一方で木の野暮ったさが出過ぎないよう、デザインはできるかぎりシンプルに、木目は端正な通直柾目仕様にして、調和を図りました。

大きなオーディオボードもミズナラ総無垢ですが、色の違いを活かしてコントラストを出しています。とても広々としたリビングですが、どの家具も大きいので、広さを感じないくらいですね。「どちらのイメージともバランスの取れた、見事なデザインになっていると思います」と評価いただきましたが、どうでしょうか。

設計事務所からのご依頼

マンションの巨大ワンルーム中央に
キュービックな収納を!

ご依頼者
建築設計事務所
コンセプト

マンションのリフォームで壁を全て取り払い、巨大なワンルームにしました。中央にキュービックを置き、仕切り兼収納にしたいとのこと。かなり思い切った案でした。床はミズナラ無垢材。キュービックの材にはシナベニヤを希望されました。

私たちのご提案

今回は設計士さんの方で意匠がしっかり決まっていましたので、それぞれの面の使用目的を確認。入れる物から寸法を出していきます。できれば4×8サイズで扉をあければ、仕切り壁になるようにしたかったところですが、ご予算の関係で3×6サイズ30mm厚のシナベニヤを基本としました。それでもとても大きく重いため、工房内で一度仮組した上で、現地での接着組立作業となりました。ベニヤも反ります。ですので、長期に渡り工房内で様子を見、反り難い材を扉にしていきます。建材屋さんで選ばせてもらったベニヤ。色味や木目を吟味し、合板と言えども適材適所にこだわります。

ここ以外に収納場所はありません。どのような生活が始まるのか楽しみですね。

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