日光杉の低座椅子の制作
2013年7月26日
7月も、終わりが近づいて来ました。
夏休みも始まり、朝から子供たちが楽しそうに出かけて行く様子が見られます。
いいなぁ~!
無垢の家具工房アクロージュファニチャーでは、今日も熱心に制作に取り組んでいます。
さて、“低座椅子” と言うと “どんな家具なのかな?” とお思いになる方もいらっしゃると思います。
板の間などで座卓やローテーブルを使用し、胡坐をかいたり、正座をする際に足を楽にできる椅子と
イメージしていただくと良いかと思います。
こちらは、既に低座椅子をお持ちの、木がとてもお好きなお客様からのご依頼です。
ゆったり座れるように、一般的なサイズより大きくしてあります。
持ち運ぶ際の重さや、座った時のお尻の当たりの柔らかさを考慮して
日光杉をご提案しました。
ご覧いただくとお分かりになると思いますが、共材から作られています。
前面のカーブは、何か取ったりする際に低座椅子自体が傾くようにつけられています。
使っていくうちに、自然につく傷やだんだん濃くなっていく色味で
どんどん味わい深い椅子になっていってくれることと思います。
“低座椅子に座って夕涼み” なんていうのも素敵ですね。