アクロージュファニチャー

ロッキングチェアの制作⑤/田山

2018年1月18日

こんにちは。

制作の田山です。

遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

引き続きオーダーメイドのロッキングチェアの制作について書いていきます。

前回、ホゾ、ホゾ穴加工まで書きました。

それが終わると旋盤加工に入っていきます。

IMG_7830

あけたホゾ穴をいったん埋め直します。

穴があいている状態で旋盤を高速回転させ、削ってしまうと、穴の縁が大きくかけてしまう恐れがあるためです。

なので、面倒ではありますが、埋め木をして穴を塞がなければならないのです。

加工は、太さのある前脚、後脚はまだ楽なのですが、細いスポーク部分は刃物をあてるとすぐ震えてしまうため、片手で震えないよう押さえながら削っていきます。

また、事前に書いた原寸図通りになるよう、ノギスで要所を測りながら理想の曲線に仕上げていきます。

IMG_7831

旋盤加工が終わり仮組したものがこちらです。

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このあとは手かけやソリ、背板の曲面削りをしていきます。

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