アクロージュファニチャー

桜材のデスク/安岡

2018年5月6日

こんにちは。安岡です。

 

本日はゴールデンウィーク最終日です!

みなさま、どう過ごされたでしょうか。

私は昨日までお休みをいただいておりました。お天気もよく気持ちのいい休暇でしたねぇ。

渋滞が悩みの種ですが、渋滞避けて知らない道を開拓していくのもまた楽しいです。

 

さて、去年の年末、仕事納めの日だったと思いますがお客様がおひとり、ご来店されました。

桜の材でパソコン用デスクを作ってほしいということでした。

現調と打合せを重ね、制作に入ったのが4月にはいってからでした。

そして本日、やっと塗装に入りました…。

大変、お待たせいたしました。

当初、耳付き天板を活かしたシンプルなものでしたが現調をした結果、

現在使用しているものと同じだけの収納力が必要だということになり大幅に改革。

最終的に両袖付きの立派な社長机になりました。

 

その制作の様子をお送りします。

材は桜材で、天板は手前のみ、耳を残した仕様になります。

最初に決めていくのは天板です。

3セット用意した中からこちらをお選びいただきました。

大きな節と、虫穴ときれいな縮み杢が入った板です。

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材の中でどの部分を使用するかおおまかに決めたらはぎ口を作り最終的な形に近づけていきます。

無垢の板にとって虫穴は欠点とされることが多いですが、テーブルトップとして使う場合はこれもひとつの表情ではないかと考えています。

私は実際に虫が食べている様子を見たことがあるので、このサイズの虫穴を見ると

あーあの虫がああやって一生懸命あけたんだなぁとむしろ微笑ましくなってしまいます。

本当に一生懸命あけてるんですよ…。

 

天板がだいたい決まったらひとまず置いて、本体の方に移ります。

本体は本体で丸太を揃えるので、今回の奥行き620に2枚はぎで対応できる材を出し、木取りをしていきます。

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同時進行で前板の木取りも進めます。

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特に前板などの大事な部分は岸さんと相談しながら決めていきます。

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下の段に板目を使って、全体が大きな一枚板に見えるような形で木取りました。

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私は木取りにかなり時間がかかるのでここまでが大変です。

このあと本体の加工、天板のはぎ、引き出しにの仕込みと続いていきます。

また次回、続きをお送りします!

 

そしてみなさま!

当ホームページのトップページをご覧いただいたでしょうか!!

ついにこの時がきましたー!

かっこよくなりました!

年始から写真を撮り直したり、文章をまとめたり…。

他のページも変えていく予定なのでまだ終わりではありませんがひと段落です。

ひょこっとでてきたり、いろいろ仕掛けがあるので楽しんでみてください。

 

では!

 

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