アクロージュファニチャー

今日の工房

2019年6月28日

気温と湿気。。

人間にとっても木にとっても少し堪える日々が続いております。

教室の中でも、「なんか2週間前とホゾのキツさが違う!」という声が多数上がります。

特に梅雨のこの時期、木は動きます。

膨らみ、反り、ねじれ。

無垢材の場合は、制作中も完成後もそれらを最優先といっていいほど意識します。

職人さんによっては、この時期は受ける注文を選ぶ方もいるようです。

無垢材を扱う事の難しさがここにもあります。

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さて、本日の工房の様子です。

今週は教室が無いので、ここぞとばかりに全員で制作に取り掛かっています。

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長尺のブックマッチの天板を加工中。

あえてはぎ合わせはせず、真ん中にスリットを設けるデザインです。

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全作業の中で最も重要な木取りの作業。

木を眺め、状態を把握し、パズルを組み立てるように、最善の選択を見つけていきます。

複雑なデザインなので、パーツ数も多くなります。

何になるかは後日、制作の様子と共にご紹介します。

 

淺井

 

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