今日の工房
2020年1月14日
こんにちは。
年が明けて早くも2週間が経ちました。
そろそろ通常モードになってきましたでしょうか?
当工房は本日は木工教室がないので制作フル回転です。
昨年よりお預かりしている修繕・再塗装は細かいものまで含めるとなかなかの数です。
多種多様な修理なのでそれぞれ方向性を決め、修繕し、やっと最終塗装まで来ました。
修理は普段の制作とは違った加工や見方をしなければならないので頭の運動になります。
悩まされることも多々、ありますが…。
親御様やもっと昔からあった家具をこれからも使い続けていきたい、
というお気持ちをしっかりと受け止めるのも修理を承る際には大事になりますね。
制作はこちらも昨年から進めてきたものです。
といいますのも、長い長い道のりがありました…。
以前、オーダーメイドのご注文をくださったお客様より再びご依頼をいただいたのが昨年の春ごろ…
桜をこよなく愛するお客様の想いをかたちにするために、合板作りから始まりました。
「桜の化粧合板」
これが実はないのです。
ご注文いただいた時点では特に疑うこともなくあるだろうと思っていたのですが、
いざ探してみるとどこにもない…
でも桜じゃないとダメなんだ、という事で材料の手配から始まり、
実際に製材に立ち会わせていただき、数か月を経て、桜材柾目の化粧合板が出来上がったのです。
こうして出来上がってきた貴重な化粧合板を使い、制作を進めています。
引き続き、木工教室は新しいクラスがスタートする予定です。
新規スタートのクラスにはまだ空きが少しあるようなので、
ご興味がある方はお早目にお問合せ、もしくはお申し込みください。
お待ちしています!
安岡