アクロージュファニチャー

椅子の制作/淺井

2015年1月26日

こんにちは。

制作の淺井です。

本格的に寒さがやってきて、ここ埼玉でも雪がちらつきました。

さて、工房では現在同時進行で複数の作業を行っていますが、そのひとつが椅子の制作です。

まず必要な部材を材料からどのように取るかを決める「木取り」という作業を行います。

木味、木目、歩留まり等を様々な角度から検討し、型をもとに木取っていきます。

この木取りの作業は、制作の全工程の中で最も重要といって良いほど大事な工程になります。

時には、木目の一本一本を確認しながら進めていきます。

今回の椅子脚では、製品になった時最も目立つ面が木端面(板材の横面)のため、

板の状態で見えている木目から、切り出した後の木目(木端面)を推測し、

出来る限り綺麗で、対になる脚が左右対称の木目になるような箇所を探していきます。

もちろん材を無駄にしないように、歩留まりも重要です。

018

・椅子脚木取り検討中(ナラ材)

木目を読み、部材の木目をコントロールするのは難しく、知識や経験が必要ですが、

少しでも質の高い製品にするため、丁寧な木取りを行っていきます。

DSCN8221  DSCN8224

上記椅子他は当ホームページ内“Products”より商品詳細をご覧いただけます。

ページの先頭へ戻る