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ケヤキ一枚板テーブルの制作/ナラ集成材テーブルリペア - すわる くつろぐ -

使用木材   ケヤキ無垢材

ケヤキ一枚板のテーブルを制作しました。
当工房へ来店された際に、気に入られた一枚での制作です。
展示されている一枚板は時間の経過とともに反ってしまったり、傷ついてしまったりします。
お納めする前に再度仕上げ、塗装作業をします。

この一枚板に合わせて脚も制作しました。
お客様のご希望と天板のサイズ等を考慮し、仕様を決めていきます。

今回はより綺麗に見える様に脚の四方に薄板を貼りました。
これにより四方柾の美しい木目になります。
脚は取り外しが可能になっており、短い脚に付け替えて座卓としても使える仕様になっています。

欠点もほぼ無く、とても綺麗な中杢(タケノコが中心にある木目)です。
このケヤキの美しい木目がより引き立つ様、トップの塗装には程よい艶感を持たせました。
「やっぱり良い木ですね」
各地からこだわって厳選してきた一枚板をお客様に気に入っていただく事は、とても嬉しいだけでなく、大きな自信を与えてくれます。

こちらは以前同じお客様からのご依頼でテーブルのリペアを行いました。
トップには長年のご愛用で傷や凹みも多数あり、いったん塗装を全てはがし、研磨を重ねる必要があります。
荒い番手のぺーパーで塗装をはがした後、徐々に番手を細かくして仕上げていきます。

丸みが特徴のテーブルのため、出来るだけそのかたちを崩さないように丁寧に研磨していきます。
同様に4本脚も合わせて研磨していきます。
天板の裏側に取り付けられていた幕板は取り外しが不可能で、目立った傷もなかったため、手を付けない選択をしました。

元々着色塗装が施されていたため、幕板との色合わせが難しい作業でした。
塗装をして乾燥させ、色味を確認する。
それらを繰り返し色と艶の微調整をしていきます。

写真はお納めした時の様子。
脚、幕板、天板、違和感なく仕上がったと思います。
人の手が再び加わることによって、時間を遡り作られた当時の姿に戻ることが出来る。
集成材ではありますが、これが無垢である事の意味なのだと思います。