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カウンター兼飾り棚の制作 - かざる のせる かける しまう -

サイズ    L3000×D560×H1000

使用木材   チェリー合板

総幅3000mmの大きな飾り棚を制作しました。
他店でご購入された飾り棚を長年ご使用されていましたが、収納力とお部屋との統一感等を考慮され、今回当工房へオーダーいただきました。

ご希望は、
リビング側を向いて食事がしたい、目隠しが欲しい、抽斗をつけたい、キッチン家電やゴミ箱を収めたい・・・
自作の絵やイメージ写真などもご用意いただき、打ち合わせにも積極的にご協力いただきました。
長年暖めてきたお客様の想いがひしひしと伝わってきます。
お客様のご希望と、数多くの機能を実現するために、綿密な計算と複雑な設計が必要になります。
今回は合板のハギ合わせのピッチも家具寸法に合わせて特注でお願いしました。

お部屋の雰囲気を考慮し、樹種はチェリー合板をメインで使用しました。

カウンター上に設置する目隠しです。
合板の中から、近い木目の箇所をピックアップし、幅150mm程の鏡板を制作。
それらを羽目板の要領で並べました。

カウンターになる天板は、知り合いの塗師屋さんにお願いし、水や汚れに強い塗装を施してあります。
長さ3mの天板のため、合板の手配から練り付け(接着)、加工含め、一枚の板とはいえ容易ではありませんでした。

正面から見て右側にはブックスタンドを配置。
裏側にゴミ箱を収納したいとのご希望から、なるべくスペースを使わないこの形になりました。
今回取っ手は花梨の無垢材を使って制作しました。

キッチン側から見た様子です。
2人が並んで食事をするのに十分なスペースが確保できました。
目隠しの裏側に調味料などを置いておくこともできます。
ハイスツールを使用したいとの事で、裏側には足置きを設置。
壁際の上段内側には耐熱ボードを貼り、お手持ちのキッチン家電が収まるサイズに設計しています。
真ん中にはゴミ箱が収まっています。

今回、両面から使用するデザインのため、どの方向から見ても綺麗に納まる様要所要所に工夫を凝らしています。

現地作業での組み立ては、壁と床の直角具合等に大きく影響を受けるため、その補正作業が必要になります。
開き戸、抽斗共にスムーズに開閉でき、無事納めることが出来ました。

「この飾り棚を中心にお部屋のリフォームを進めていきたい」
「早くいろんな人に見せたい」
お客様の想いをかたちにすることができてうれしい限りです。