ACROGE FURNITURE

ロッキングチェアー(須貝邸)

ロッキングチェアーで
本を読みながら温かい紅茶が飲みたい

そんなお客様の夢を叶えるために、
フルオーダーのロッキングチェアーをご提案しました。

アクロージュファニチャーのANSWER

身体に合ったかたちの追求

お客様の身長・足・腕等の長さを測り、フルオーダーでスーツを作るかのように、身体に合った、好みに合わせた世界で1脚しかないロッキングチェアーを制作します。

図面を描き、ミニチュアを作成します。今回は女性からのご依頼でしたので、優しい温かみのあるラインにしつつも、お客様の好みに合わせてすっきりとしたデザインにしました。お客様に見ていただき微調整した上で、モックアップを制作します。モックアップとは簡易的な原寸模型のことですが、それに座っていただき、揺れ心地、座面・肘掛け・背もたれの大きさや角度・高さ等をお客様とお話ししながら確認していきます。

強度とデザインの最適なバランス

お客様の使用感に基づき、サイズ調整した上で、いよいよ原寸図面を起こします。ロッキングチェアーの図面は家具の図面の中でも難度の高い図面の一つです。スリムですっきりとしたデザインながらも揺れに耐え続ける強度、正しい位置で止まる重心、揺れ心地を決めるソリの曲線などをこの段階で決定します。重心があるロッキングチェアーは全てのパーツの大きさや位置に意味があり、1mm単位、1度単位で頭の中で完成形を組み上げ、重さを想像しながら設計していきます。

木目の美しさを最大限引き出す木取り

材は日本の桜無垢材、座面は本革張り仕様です。使用する材は、工房内にある全ての桜材からこれぞという適材を選び出します。強度・安定性・色合い・木目など、全てが揃った材がご用意できない限りは作り始めることはできません。さらに究極の美しさを目指し、一本の桜の丸太材から適材を選びます。同じ木から全てを作ることで、より統一感がある美しい椅子になります。

家具制作における知識と技術の集大成

このロッキングチェアーはパーツ数がとても多い椅子になります。全てのパーツを正確に加工し終えるまで、数週間に渡り緻密な加工が続きます。ほとんどのパーツは妥協のないホゾ組みで接合させます。人が座り、揺れが発生するロッキングチェアーは、椅子の中でもトップクラスの強度が必要なため、正しい仕口で、高い加工精度で組み上げることが求められます。
ロッキングチェアーは家具制作の中で最も難しいもののひとつと私たちは考えています。デザイン力・技術力・素材に対する知識・経験、そうした総合力の集大成といえます。これをオーダーメイドで作り上げられるのは確かな技術の証であり、私たちの誇りです。
これだけの要素があるものは、見る角度で雰囲気も違って見えます。部屋の真ん中に置いて、ぜひ色んな角度から見ていただきたい椅子です。
「ロッキングチェアーで本を読みながら温かい紅茶が飲みたい」そんなお客様の長年の夢を叶えることができ、職人冥利に尽きます。

お客様の声

今回、ロッキングチェアーの制作をご依頼いただきましたが、なぜ当工房にオーダーされましたか。
「少し高級感のある座り心地のよさそうなロッキングチェアーはないものか」とネットで検索していたところ、「オーダーメイド」の惹句にひかれて貴工房のHPに行き着きました。身体計測して図面を引き、ミニチュアまでつくるという丁寧な制作ぶりに、「これはすごい!」と思ったのです。友人に話したら、「すばらしい!ぜひ作ってほしい」と背中を押されました(人の財布だと思って……)。今の家に引っ越したときにも本棚をオーダーしたので、オーダーメイドの良さは分かっていましたが、まさかそれでロッキングチェアーをつくることになるとは自分でも予想外でした。
お身体を採寸して、使い心地を追及したフルオーダーメイドをどのように思われましたか
家具なのに、身体を採寸してつくるというのはちょっと驚きでした。洋服と同じなのだと認識させられました。制作者の真摯な姿勢にも、とても好感が持てました。
洋服に例えるなら、そこら辺のつるしのスーツと仮縫いつきオーダーメイドスーツとの違いという感じでしょうか。一生使っていくものなので、事情が許せば後者がいいに決まっています。
実際、お納めしたロッキングチェアーはいかがでしたか。
手足の長さや体の幅などは人それぞれなので、細かく採寸した上でつくられたロッキングチェアーは本当にしっくり馴染みます。揺れ方も大きくて気に入っています。座面の革が柔らかい本革のためか、シワができてしまうのが玉にキズかもしれませんが、自分のシワと思えば愛着がわくかも。
後日、ロッキングチェアーに合わせてサイドテーブルのご依頼もいただきました。
2点合わせての使い心地はいかがですか。
やはりセットアップ感が増して、部屋の中の風景として美しくなったと思います。幅や長さなど1㎝単位でこだわることができるのは、狭い部屋には必要なことですし、もともとこだわりの強い私にはうれしいことです。毎日眺めては幸福感に浸っています。
あなたの「想い」は「かたち」になりましたか。
「猫を膝の上に乗せてロッキングチェアーを揺らす、サイドテーブルには本と飲み物」という想いは、猫以外はかたちになりました。死ぬときもこの椅子の上で安楽に死ねたらいいなぁと思っています。
オーダーメイドは安くはないけれど、「満足感×この先の人生=費用の何倍もの価値」だと思います。貴工房を選んで良かったと思っています。
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