アクロージュファニチャー

慌ただしい日々が続いています。/安岡

2018年9月9日

こんにちは。

すっかりご無沙汰してしまいました。

まだまだ暑いですが、すこしずつ季節がかわる気配を感じられるようになってきました。

 

ただいまアクロージュファニチャーは大仕事準備から本番の大仕事に入り、

日々、悪戦苦闘しながらなんとかゴールが見えてきた…?という感じです。

まだ続きます…。

 

先月中旬には材木トラック一台分を2階まで上げました。

今回は残念ながらエレベーターに入るものが少なく、ほぼ人力です。

材上げの方法は何通りかありますが、一番大きい一枚板はロープを使って引き上げます。

その数、20枚…。

2人で上げられないものに関しては助っ人を頼みます。

結局、その日、木工教室の講師としてきていた佐々木さんと入沢さんに最後までお手伝いいただきました…。

本当に助かりました。

 

そして本日は、久々の写真撮影です。

何の写真かと言いますと…

神楽坂・まち飛びフェスタ2018!

のポスターです!

秋本番、11月3日の文化の日に神楽坂で文化的な活動を!というイベントです。

10月中旬から11月3日の間で各お店で開催される他、神楽坂通りでもイベントが行われたりします。

去年も参加したイベントですが、今年もやります!

企画は2つご用意しています。

 

□音楽之友社 Stereo×神楽坂家具工房 レコード コンサート(仮)

□家具職人 岸邦明  音のある部屋展(仮)

いずれもオーディオに関連している企画ですが、あくまで家具屋がつくる音と、その空間の提案です。

 

去年のスピーカー制作から「無垢材の音」とは、ということで進めてきました。

音響機器も新たに加わりました。

このスピーカー、このコンセプトにはこれがいいんじゃないかと

ご意見をいただきながら少しずつ進化してきました。

イベント開催までにまだまだやらなければならないことがありますが、

とりあえず提出期限があるのでポスター撮影です!今日やらねば!

ということで…

安岡ブログ写真_2 安岡ブログ写真_1

まずはセッティングです。

来月中旬から始まるのですが、制作が追いつかず…。

とりあえず用意できるもので乗り切るしかありません!

ショールームにセンターテーブルが配置されたのは初めてですが、とてもいい雰囲気です。

個人的にはかなり好きな空間です。

レコードコンサート用は椅子がずらりです。

安岡ブログ写真_3

撮影はいくつかある照明をいろいろ組み合わせて撮っていきます。

今回は商品撮りではないので撮影用ライトは今回は出番なしです。

イベント1つにつき1パターンなので2パターン必要でしたが、

あえてアングルは変えず、オーディオをバックに2つのイメージを撮りました。

 

完成ポスターはまた後日!

イベントの内容も後日、改めて詳しくご紹介します!

 

お次は木工教室の生徒さんの作品です。

木工教室専用のフェイスブックがあるのでホームページのブログで紹介することはあまりなのですが、

今回は久々の更新なので盛り沢山で行こうかと思います!

当工房が神楽坂に引っ越してきて丸2年が経ちました。

それにともなって生徒さんの作品完成ラッシュです。

神楽坂になってから通い始めた生徒さんたちが、箱物の自由制作を続々と完成させています!

 

安岡ブログ写真_5

こちらはブレッドケースです。

本体メープル、扉が桜です。

金具類もご自身で気に入られたものを探されてきました。

制作もスムーズに進みましたので、同じ時期に始められた方の中では一番乗りで完成です!

加工も素早く丁寧で、素質を感じる作品になりました!

 

DSC_0152

こちらは小物入れです。

本体はこちらもメープルです。

課題は箱物制作なのでメインは一応、箱です、一応…。

個人的なお話ですが、わたくし、クジラがとても好きなんです!

生徒さん自身がご自宅で制作されたものをつまみとして使用しているのですが、

本当に素晴らしいの一言です!

もとより多趣味で多彩な才能を持たれた生徒さんですが、これには…本当にやられてしまいました。

細部までしっかり作り込んでいるのにかわいくデフォルメされていて、その具合がもう完璧です…。

クジラは黒檀です。

箱自体も時間をかけて丁寧に制作されました。

蓋の面の取り方や、全体的なバランスも非常によく、完成度の高い作品です。

 

最後はちょっと変わったものを…

安岡ブログ写真_6

箱物制作はすでに終えられている生徒さんです。

お仕事の都合で毎回、期間限定の参加です。

購入されたドリッパーに合わせたコーヒースタンドをつくりたいとのことで制作されました。

材料は桜です。

シンプルですが、仕口は蟻組で、全体が台形をしています。

蟻の角度と台形の角度を合わせ、透かしの幅に関連付けて仕口を配置し、

全体的に計算された無駄のない美しい形をしています。

加工精度もよく、しっかりと蟻組の機能を果たしています。

あとから購入したコーヒーサーバーの角度がほぼ一致するという奇跡も起きまして、

この組み合わせのために作られたのでは…と思うほどトータルで完成された作品になりました。

 

当工房木工教室の生徒さんは個性にあふれています。

木工だけにとどまらず、ものづくりを本当に楽しんでいる方がとても多いです。

私も講師の立場ですが、常々、勉強させていただくことが多くあります。

 

みなさんこれからもよろしくお願いいたします!

 

久々の更新でしたのでたくさん書きました!

ここまでお読みいただきありがとうございました!

明日からまた、制作に戻ります!

では!

ページの先頭へ戻る