アクロージュファニチャー

2月8日以降の教室の開講について

2021年2月7日

木工教室の生徒の皆さま

 

緊急事態宣言が延長されました。

神楽坂木工教室としましては、2月8日以降、全てのコースを開講したいと思います。

皆さまにも、引き続き最大限の感染防止にご協力いただけますよう、お願いいたします。

教室内で感染者を出すことなく、桜咲く新年度を迎えたいと思っています。

 

 

以下、開講についてのご説明になります。

お時間がある方はご一読いただければと思います。

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アクロージュファニチャーは家具製造販売という製造業であり、

木工教室という小規模塾を営んでいます。

2月8日以降、国や都からの要請に従いますと下記になるようです。

 

① 工場は必要に応じて、社員が出社することも、操業することも許されています

② 小規模塾は、20時までの時短営業は要請されていません

また、社内努力として

③ 夜間コースの担当講師は午後出社のため、長時間労働とはなっていません

要請から大きく逸脱することなく、教室を開講できるのではないかと思っております。

 

また、以下の対策を行っており、感染を広げることは少ないのではないかと考えています。

〇神楽坂木工教室は全ての参加者のお名前・住所・連絡先をいただいています。

有事の際も速やかに対応できるよう準備しています。

〇アクリル板の設置やエアコンの新調、換気システムなど、

できる限りの感染防止策を講じ、取り組み続けています。

さらに現在、より感染リスクを下げるため、Shopを縮小し、倉庫を借り、

教室空間を広げるための工事に入っています。

 

今回、夜間のコースの方から「2月はなぜキャンセルではないのか、詳細をお伺いできれば」

と教室の開催に対するご意見をいただきました。

私は、「この開催の必要性に」対して、何日もずっとずっと考え続けています。

 

「医療がひっ迫している」「救える命が救えないケースが生じている」

私には教室を開講するか否かを確定してしまえる強い権限があります。

この状況下で教室を開講することは、

「人の命を軽視している」と私個人を断定して指摘することができます。

「人の命」と「木工教室」、比較するまでもない価値の違いがあります。

 

木工教室を始めて15年。

「感謝され続けてきたと思われる私たちの仕事が、初めて人の命を脅かし、

感謝されるに値しない仕事になっているのではないか」

この1年、私の心は揺さぶられ続けています。

 

本当であれば、コロナが落ち着くまで教室は閉鎖すべきなのかも知れません。

それは十分承知しています。何度も教室や工房を閉じる方法を検討しました。

ですが、ここまで築き上げてきたものを、数年だけ白紙にする方法が見つけられていません。

閉じるだけの力が完全に足りていません。力不足です。申し訳ありません。

 

現在、感染リスクを下げるためにも教室を改装しています。

普通であれば業者に頼むところですが、自分たちで行っています。

そんな程度の小さな会社です。

 

この緊急事態の世情の中、

通うことができる方とともに教室を開講していくことをお許しください。

 

株式会社アクロージュファニチャー

代表取締役 岸邦明

 

 

 

 

 

 

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