アクロージュファニチャー

緊張の時間

2024年7月15日

長い時間をかけて加工し、仕上げの研磨、
その後に接着作業に入ります。
接着は時間との戦いでもあります。
段取りよく進め、最終的にはスコヤを使って
材と材の組み合わせ部に直角が出ていることを確認。
手作業での組み立ての作業のため、
捻れてしまうこともよくあります。
そんな時は対角線上にクランプをかけて、
直角にしていきます。
木工は木彫とは異なり、
部材と部材を組み合わせることで自立する存在へと昇華します。
平面的な部材が、接着することでようやく立体へと変化していきます。
この接着加工は緊張する時間でもあり、
ワクワクする瞬間でもあります。
この後、はみ出したボンドを丁寧に拭き取り、
塗装に備えます。

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