木を合わせる
2024年6月10日
代表の岸が、新規オープンする鰻屋のカウンターに使われる
ブラックウォールナットの木目を合わせ、勝手墨をつけています。
この作業は制作の責任者が行うことが多いです。
つまりとても重要度の高い作業と言えます。
ご存知のように木という素材は一枚一枚の表情が異なります。
同じ木目は存在しません。
一見違う見た目の板を、違和感なくつなげて配置していく作業は
長年の経験を要する技術はもちろんのこと、美的センスを問われる仕事でもあります。
長い時間、板を見つめるその姿勢に周りの職人もどのように木の目を合わせていくのか、
固唾を呑んで見守ります。