アクロージュファニチャー

その他

オーダーメイド 飾り棚とお盆【ローズウッド】 

樹種
ローズウッド化粧合板、ローズウッド無垢材、ラワンベニヤ

サイズ
飾り棚:H375 × W420(開口時530) × D150
お盆:大250×240、中200×200、小150×150

ご家族のためのメモリアルボックスをご依頼いただきました。

樹種とサイズにこだわりがおありで、
たくさん見て回られた中で見合うものが見つからず、
オーダーメイドで制作することとなりました。

収める場所、収まるもののサイズ、日々のお手入れのしやすさ、
ご自宅のインテリアとの調和など、打ち合わせを数回重ね、
デザインを決めていきました。

ご自宅にあるローズウッドのサイドボードの上に設置することが
決まっていたため、樹種は同じくローズウッドでお探しでした。

ローズウッドは輸入が制限されているため、
手に入れるのが困難な樹種です。
すべて無垢材で制作するほど材料をご用意できないのと
とても高額になるため、サイドボードと同じ厚突きの化粧合板を
作り、見付のみ無垢材を接着し、制作することとなりました。

合板自体も既成の物は見つからず、
化粧合板を制作していただく工場までお客様をお連れし、
一緒に木目等を確認した上で進めていきました。

見せていただいた突板で一枚のみ合板を作ることが出来ました。

突板自体に余りはなく失敗は許されないため、
すべてのパーツを書き込み、間違いがないことを
確認しながら木取りをしていきます。

化粧合板は接ぎピッチに合わせて木取をしていくため、
総量が足りていたとしても実際は収まらない場合があります。

また正面、天板などメインで見えてくる面に
最も綺麗な部分を使用します。
まずそれらを確保し、次に優先順位の高いものから当て込み、
1mm単位での調整でなんとか収めることが出来ました。

本体が組みあがったところで再度ご来店いただき、
面の大きさや正面の取っ手を決めていきます。

塗装はクリアのオイルを使用しています。
他にはない独特な赤味と縞模様が強調されます。
今回は厚突きを使用しているため、通常の突板よりも
表情はより無垢材に近くなります。

取っ手はいくつか候補を原寸でつくり、ご覧いただきました。
最終的にはサイドボードの取っ手のデザインをサイズをかえ、
同じくローズウッドで制作しました。

取っ手の形を決めるのは非常に難しく、
扉に通しで手掛かりをつけるなど、他にも候補はありました。

実際にモックアップをご用意し、ご覧いただいたことで
気に入っていただけるものになったかと思います。

合わせてお盆もご用意しました。
香炉やおりん、器などに使用します。

大きさはひとつひとつ異なり、
ご依頼主様がアレンジできるようにしています。

近年「お仏壇」というものは大変多様化しており、
今までの形にとらわれず、大きさ、お供えするものの内容などは
実にさまざまです。

毎日、整え、大切な方のために手を合わせていきます。
毎日眺めていくものだからこそ、こだわり、ご納得のいくものを
ご提案したいと思いました。

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