東京の家具の修理・リメイク
リメイク・再塗装 座卓をダイニングテーブルに仕様変更【花梨/カリン】一枚板
【内容】 座卓をダイニングテーブルに仕様変更
【サイズ】天板:W1510×D950×t50
先代から受け継いだ座卓を、現代のリビングに馴染むシンプルなダイニングテーブルへリメイクしました。
リメイク前の写真です。
光沢のある塗装が和室によく馴染んでいます。
こちらをリメイクして、フローリング床のダイニングスペースへ似合う形に変身させます。
リメイク前、天板アップの写真です。
強固な塗膜が分厚く塗られていましたが、購入してから20年近く経っているとのことで、塗装に傷も目立ち、所々剥げています。
再塗装中の写真です。
古い塗料を全て剥がし、再塗装することにしました。
手塗りで程よい艶がでるまで、塗り重ねます。
天板の裏には座卓の脚を固定するための穴が開いていましたが、埋木をして、フラットな状態に戻します。
完成した天板の写真です。
塗装を全て剥がし、傷がついていた部分を研磨し、塗料を塗り重ねるという工程を経て、きれいになりました。
天板の花梨材は、とても貴重なものです。
ほぼ伐採しつくされ、新たな丸太は日本に入らない状況で、立ち木としてはほとんど地球上に残ってない資源です。
リビング全体の写真です。
程よい艶感がリビングによくなじんでいます。
脚はシンプルな鉄脚を採用しました。1人ではとても持ちあげることができないくらい非常に重たい花梨の天板をガッチリ支えてくれます。
また、鉄の無機質な素材感は、卓上のペンダントライトとの相性もバッチリです。
花梨という貴重な資源を、座卓からダイニングテーブルにリメイクしたことで、世代を越えて受け継ぐことができました。
これからも永く使って頂ければ幸いです。