東京の家具の修理・リメイク
再塗装 デスク
【内容】全体に傷みあり
再塗装のご依頼を頂きました。
年代物の家具の再塗装です。
制作は戦前で、しかもオーダーメイドのものだそうです。
天板はセンという木を使用していました。
文化財になっている建物においてありそうな雰囲気があります。
抽斗部分には、おそらく子供たちがシールを貼った跡がありました。机と暮らしの歴史を見て、想い出の一部の修理を担うことの責任を改めて感じます。
ご希望は、お部屋のインテリアに合わせてダークブラウン色への再塗装でした。
ムラなく塗料がのるように、全体を仕上げなおし素地調整をします。
引き出しも同じように仕上げなおし、無塗装の状態にしました。
雰囲気がガラッと変わりました。
古いものには独特の雰囲気があります。
再塗装や、修繕をする際にはその雰囲気を壊さないように仕上げていくことが大事です。
手塗りで塗装をすることでそれを表現できればと思っています。