東京の家具の修理・リメイク
修理・修繕・再塗装 ダイニングテーブル【楢/ナラ】集成材
【内容】
ダイニングテーブル1点:天板の傷や凹み
テーブルのリペアを行いました。
トップには長年のご愛用で傷や凹みも多数あり、いったん塗装を全てはがし、研磨を重ねる必要があります。
荒い番手のぺーパーで塗装をはがした後、徐々に番手を細かくして仕上げていきます。
丸みが特徴のテーブルのため、出来るだけそのかたちを崩さないように丁寧に研磨していきます。
同様に4本脚も合わせて研磨していきます。
天板の裏側に取り付けられていた幕板は取り外しが不可能で、目立った傷もなかったため、手を付けない選択をしました。
元々着色塗装が施されていたため、幕板との色合わせが難しい作業でした。
塗装をして乾燥させ、色味を確認する。
それらを繰り返し色と艶の微調整をしていきます。
写真はお納めした時の様子。
脚、幕板、天板、違和感なく仕上がったと思います。
人の手が再び加わることによって、時間を遡り作られた当時の姿に戻ることが出来る。
集成材ではありますが、これが無垢である事の意味なのだと思います。