アクロージュファニチャー

収納・キッチン・飾り棚

オーダーキッチン・食器棚【チーク】

樹種:チーク無垢材、チーク化粧合板、その他ラワン合板等
キッチン:L2150mm × D650mm × H850mm
収納:W1055mm × D370mm × H1800mm

以前、別のご依頼をいただいたお客様から今回はキッチンリフォームのご依頼です。

お部屋にある多くが北欧家具でまとまっているご家庭で、キッチンも雰囲気を合わせてのご希望でした。
樹種はチークです。

当初はキッチン天板は別素材でしたが、打ち合わせの中で、チークの無垢材で!ということになりました。

秘蔵のチーク無垢柾目材の出番でした。

設計は以前よりお付き合いのある森氏にご協力いただきました。
というもの、キッチンは通常専門の業者が請け負うことが多い分野です。
木部のみご依頼をいただく事は今までにもありましたが、今回のように壁紙にパネル、電気や、ガス、水道に至るまで担当するのは実は初めてのことになります。

ご経験のある森氏に助けられながら、すべてを行わせていただきました。

リフォーム前は一般的なキッチンです。
現状での、問題点、改善点、いらないものや、加えたいもの、打ち合わせの中で具体的に詰めていきます。

例えば収納は天井までは必要ない、備え付けのオーブンはいらないなど。

また、壁紙の色を決める際は実際にショールームにご同行いただき検討、シンクの型や納まり方等、細部まで確認をしていきました。

食器棚は全面チーク化粧合板です。
既存のものをベースに高さを調整し、設計していただきました。

今回は化粧合板の接ぎ方にもこだわっています。
本体は同列で通常通りに貼っていただきましたが、前板はブックマッチという手法で貼っています。
ブックマッチとは、アジの開きのように隣り合った板を対称に開き、接いでいくものです。

北欧はこのブックマッチが主流です。
しかし、化粧合板でブックマッチにしてしまうと歩留まりが悪く無駄が多く出てしまうため、メインの前板だけにブックマッチを使用しました。

結果的にメリハリがあり、前板がメインとして見えてくるため、非常に良い効果を得ることが出来ました。

キッチンは消防法も関わるため、パネルを使用する必要があります。

上部はもともとついていた吊戸棚は必要ないということで、照明のみの設置になりました。
視界が広がり、圧迫感もなくりました。

シンクやコンロもシンプルな物を配置しています。

ガス、電気、水道や、換気扇などの配線関係は現場の解体をしてみないと分からないこともあります。
今回は解体から設置まで一気に行う必要があり、事前にわからない部分がある状態での作業でした。
一筋縄ではいかない箇所もありましたが、無事納まりました。

このキッチンの一番のポイントは天板です。
他は化粧合板で制作していますが、天板はなんと無垢材です。
2000mmを超えるチークの柾目材はなかなかお目にかかれません。

元から油分を多く含み、キッチン作業台には向いている樹種です。
しかし改めての入手は困難なため大変貴重な材となっています。

今回はその無垢材を使用しています。

キッチン自体は3分割された状態で制作し、現場で組み立てます。
内部もチーク化粧合板を使用し、水道などが絡む部分は設置しながら調整します。

シンク下の開き戸は作業する際に邪魔になるため、内部にスライドして収納できるようになっています。

まるで海外のキッチンのような仕上がりです。
ご依頼主様のイメージがあり、その実現をお手伝いさせていただく事で弊社としてもいろいろなことを学ばせていただきました。

大変お忙しい中でお立合いいただきました。
新しいキッチンで過ごされる時間がより豊かなものになることを願っております。

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